3つの安全性指標とは
会社が短期・長期の支払いに耐えられるか(=倒産しない体力があるか)を見る、B/Sベースの代表的な3指標です。
- 自己資本比率:総資産のうち返済不要な自己資本の割合。長期的な安全性の指標
- 流動比率:流動資産÷流動負債。1年以内の支払い能力を見る短期安全性の指標
- 当座比率:流動資産から在庫を除いた「当座資産」÷流動負債。より厳しく短期支払い能力を見る
計算式
自己資本比率(%)= 自己資本 ÷ 総資産 × 100
流動比率(%)= 流動資産 ÷ 流動負債 × 100
当座比率(%)= (流動資産 − 棚卸資産) ÷ 流動負債 × 100
ベンチマーク目安(中小企業)
自己資本比率
- 50%以上:優秀(無借金経営に近い)
- 30〜50%:安全圏
- 15〜30%:普通(融資審査ボーダー)
- 15%未満:要注意(債務超過リスク)
- 0%未満:債務超過
流動比率
- 200%以上:資金余裕大
- 150〜200%:優秀
- 120〜150%:安全圏
- 100〜120%:ぎりぎり
- 100%未満:短期支払い困難のリスク
当座比率
- 100%以上:安全(在庫を売らずに支払い可能)
- 70〜100%:普通
- 70%未満:資金繰りに注意
使い方
- 総資産:B/S左側の合計(資産の部合計)を入力
- 自己資本:B/S右下の「純資産の部」合計。資本金+資本剰余金+利益剰余金など
- 流動資産:B/S左上の「流動資産の部」合計
- 流動負債:B/S右上の「流動負債の部」合計
- 棚卸資産(任意):在庫の帳簿価額。入力すると当座比率も自動計算
※ご注意:本ツールは概算診断です。融資申請・M&A・取引先与信の最終判断には、直近3期分の推移・業界特性・キャッシュフロー計算書との併用が必須です。実務利用前には税理士・会計士にご確認ください。