固定費・変動費率・販売単価から損益分岐点(BEP: Break Even Point)を計算。目標利益を達成するために必要な売上高・販売数も逆算できます。
損益分岐点(Break Even Point)とは、売上高と総費用が等しくなり、利益も損失も発生しない売上水準のことです。事業を継続するためには、最低限この水準を超える売上を維持する必要があります。
「1 − 変動費率」は限界利益率と呼ばれ、売上1円あたり何円が固定費・利益に回せるかを示します。固定費を限界利益率で割ることで、固定費をすべて回収するために必要な売上高が求まります。
厳密には固定費と変動費の境界は曖昧です。例えば人件費は基本給(固定)+ 残業代(変動)の混合費。電気代も基本料金(固定)+ 従量料金(変動)。実務では「半変動費」と捉えるか、簡便的に固定費寄りに計上することが多いです。
事業構造を変えたい場合、「販売数を増やす」より「変動費率を下げる」(仕入条件改善・自社製造化)の方が損益分岐点を下げる効果が大きいケースが多いです。
本ツールは「月額一定」前提の計算です。実際には繁忙期・閑散期の売上変動や、成長フェーズでの固定費増(人員追加・オフィス拡張)を考慮する必要があります。3ヶ月・6ヶ月・年間ベースでも同様の計算を行い、年間で黒字化できるかを確認しましょう。