広告費・広告経由売上・粗利率から ROAS と 損益分岐ROAS を算出。あわせて「1件獲得にいくらまで払えるか」=限界CPAを計算します。ROASの良し悪しは業種ではなく自社の粗利率で決まります。
ROAS 300% は「広告費1円で売上3円」という意味であって、儲かっているかは示しません。判断の基準になるのは損益分岐ROASです。粗利率40%なら 1÷0.4=250%が損益分岐点で、ROAS 300%なら黒字、ROAS 200%なら赤字。粗利率20%の事業なら損益分岐は500%まで上がります。「ROAS 400%なら合格」といった一律の基準は存在しません。
広告で1件獲得したときに残る粗利が、その1件に払える広告費の上限です。単発購入なら「客単価×粗利率」、リピートが見込めるなら生涯購入回数を掛けたLTVベースで考えます。実績CPAが限界CPAを下回っていれば黒字、超えていれば獲得するほど赤字が増えます。
トントンではなく利益を残したい場合の水準です。粗利率40%・目標利益率10%なら、目標ROASは 1÷(0.40−0.10)=333%。目標利益率は粗利率より小さい値でなければ成立しません(粗利以上の利益は広告費をゼロにしても出せないため)。
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